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all rights reserved(たけちよ) 写真説明のうち青い文字のものは、たけちよ自宅とグラウンドゼロ付近の撮影です 赤枠の写真はクリックすると大きくなります 表紙。美しい夜空だった。後日に行くと、グラウンドゼロの後ろのビルの照明が消えていた。
大扉写真。 九月十二日付けのNYタイムス。当然のことながら完売し、後日再び売り出 され、それも完売した。 P15「第一章扉 911 ATTACK ON AMERICA」。 マンハッタンは中洲のような岩盤 の固い島である。だから横に広がらず中へ中へと集中し、その結果縦に伸びたのだ。 P24「我が家にやっとたどり着く」。 コントラストの強い写真だが、一般立ち入り 禁止線であるキャナルSTの南北の違いも明暗で表現出来たかと思う。 P28「怒りと汗と少しの安堵」。 私のよく利用する一つであるキャナル駅だが、物 言わぬ日射しの中での女性ポリスの疲れた表情にハッとしてシャッターを切った。 P40「戦場の前で霞む自由の女神」。 当時は「自由の女神」のいる島へは渡れなかっ たが、近所のレストランの上で「隠れた女神」を見つけだした。 P43 「戦争はいつも報道から始まる」。 おそらくグラウンドゼロ付近で破壊された ポリスカーをとりあえず邪魔にならない場所まで牽引したのだろうが、小さな星条旗 に「まだ生きているのだ」という意志が感じられた。 P59 「汗と涙と一致団結」 意匠としての「星条旗」はなかなか良く出来ていると 思っていたが、一致団結したくない私としては当分見たくない国旗だ。
P62「運命のいたずら、生死は紙一重」 もともとマクドナルドなど好んで食べな い私だが、アメリカ人にとっては国民食なのがよ〜く分かった。しかし日本の子供達 も大好物というのが大いに気にかかる。 P73「第二章扉 それでも Lovely New Yorker」 実はこの写真が私の911テロ 後に最初にシャッターを切った「写真」。写真を撮ろうと家を出てすぐ角を曲がった ところでいきなりバンの上に掲げる星条旗とその横に座る耐熱服にガスマスク姿の男 にガーンときた。 P77「すべてのNYカーに赤いバラ」 最前線からすぐ近くのレストランオーナーの 活けた赤いバラが、殺伐とした地域に印象的に映えた。後ろのバリケードの野暮った さが余計に赤いバラを引き立たせる。 P80「放送禁止曲をイマジン」 アッパーウエストサイドのC・パーク沿いに建つダコタハウスにかつてジョン・レノンが住んでいた。氏を偲んで夫人であるヨ−コがNY 市に多額の寄付をすることでパーク内にストロベリーフィールドという地域を作り、 そこに写真のモザイクを作った。生前のジョンは「NY時代だからNYに住むのさ」と言っ たが、あの世のジョンは今どう考えているののだろうか。 P90「セラピーのための身近な自然」 NYポストの横には同じく地元紙のデイリー ニュース。こちらは「I ? NY」の見出し。愛するNYを踏みにじった者は絶対的な敵 なのだろうが、なにごとにも愛憎も激しい街だ。 (セントラルパークの南側付近で) P96「とらわれない心に開ける未来」 ブッシュもテロリストもあなたも私もかつ てはこんな無邪気な心の窓である「顔」を持っていたはずだ。知らないのではなく、 ただ忘れているだけのことだ。 P103「押し付けがましい愛国心」 「ショック」を受けた顔とはこういう顔のこ とかもしれない。 P125「第三章扉 ATTACK TO AFGHANISTAN」 タイムススクエアの中心に小さい ながらも軍のリクルートセンターがある。アンクルサム曰く「 I WANT YOU!」。 P136「まぶたに浮かべる WTC」 形あるものはいつかは消えるが、それが劇的な ほど人々の記憶に残るものかもしれない。ただしWTCが「アート」として残るかどう かは分からない。 P139「権力者の手の平での自由」 スクープというほどではないが、違う角度か ら見れば、被写体はいろいろあるものだ。野次馬がほとんどいないこの現場で作業が 淡々と行われていた。 P147「星条旗に包まれた個人生活」 これだけ巨大な星条旗をどのような意志決 定で為されたのか分からないが、否と言うのは相当な勇気が必要だった事だろう。
P149「バーで見たNYの憂鬱」 カラー写真でありながら、モノクロのような表現 が出来たと思う。いわゆるモノカラー。ダウンタウンにはこういう渋めのバーが多い。 P151「ニュースと事実とのギャップ」 子どものマネキンに迷彩服とガスマスク を着せているが、「子ども」という点でまだ余裕が垣間見れる。実際にそういう子ど もは見かけなかったが、時期が時期だけに「お笑い」にはならない。 P161「夜歩きしてタイムスリップ」 日本でいうと新宿東口のようなタイムスス クエアだが、まとまっての夜の人間ウォッチングには最適な場所。(タイムス・スクエア) P165「レアステーキをもう一枚」 写真で見る限りは普通のステーキハウスだが、 ガラス越しに中を覗くと、入るのに躊躇してしまうかもしれない。安くて美味しいし、 それでいて狂牛病の心配もない。(タイムス・スクエア) P168「見えぬ相手に負けないNY」 こういう時期だからこそあえて「走る」事に 意味があるのだ! と参加者が考えた表れが、「星条旗」を掲げてのマラソンだった ように思えた。なにか起これば全責任は市長になるが、彼は博打に勝った。(セントラルパーク南) P178「今時の特定タクシー事情」 NY名物のイエローキャブだが、こちらから話 し掛ければなかなか人懐っこい性格を出してくる。ある意味、孤独な仕事なのだと思 う。 P183「中華社会の経済哲学」 中華街の特徴は「安い、早い、多い、こぎたない」 だが、アジアンな私にとってはとても落ち着く場所だった。ただしあまりホスピタリ ティーを期待してはいけない。彼等はコミュニストなのだから。 (中華街) P191「摩天楼に向かって打て!」 事前にスケジュールをネットで調べてからNY の旅を計画するのが良い。いわばプロの高校野球のようなゲームを見られるはずだ。(スタッテン島にて) P225「第四章扉 感謝祭からNewYearへ」 ロックフェラーのクリスマスツリーが 点灯してこそNYのクリスマス。手持ちでシャッターを押したが、適度なスローシャッ ターが切れた。(ロックフェラーセンター付近) P236「ほろ苦い癒しの光」 美しいが故に複雑な心境は否定しないが、それで癒 される人の方がはるかに多いのも事実。 P240「遠い土地からのNYツリー」 12月半ばにはこの販売員たちの車は消えて いた。この年のクリスマスはどこも自粛ムードだったが、ツリーが完売したのだろう か・・・。
P247「国家主義に勝れる美しさ」 いつもの年よりもいくぶん小振りのツリーだっ たが、美しいものは美しい。それで良いのだ。(ロクフェラーセンター付近) P257「彼女たちの旅行目的」 ここ数年高級化するSOHO地区だが、安くて美 味しいコーヒーをゆったりとした空間で提供してくれるカフェーがここだ。旅の途中 ならばこんな場所で大切な人に自分のNYタイムをハガキなどでシェアするのも良い。(SOHO) P266「NYPDを探せ」 M1の「M」はマンハッタン内だけを走るという意味だ。地 下鉄にはポリスが乗っているが、バスには乗っていない。それだけ安全という意味だ が、じょじょに変化する街並を眺めながら小さなマンハッタンの中の大きな変化を見 つける事が出来るだろう。 P274「記念としてのあの夏の日々」 プロアマ問わず大勢の人があの混乱の中で シャッターを切っていた。私は切れなかった。なぜならカメラを持ち合わせていなかっ たからだ。だがシャッターチャンスはいつでも残っているのだ。 (SOHO) P281「哀しくも美しい摩天楼眺望」 背中に堂々と「星条旗」をあしらう皮ジャ ンの白人女性。自分が「アメリカン」であると思えば「アメリカン」になれる国。そ れが唯一「アメリカ」なのかもしれない。ただし私は拒否したが。 (エンパイアステートビル付近) 裏表紙 マンハッタンからスタッテン島に向かうフェリー後部甲板にて。この年の冬 の曇天下のダウンタウン風景は余計に物悲しいものがあった。ある人がこの写真を見 て「死屍が漂う」と言った。それで副題に「NY Good Bye物語」とした。Bye bye物 語ではなく。
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