屁のような陰謀ではないですか
/0075/ 98年10月15日(木) 09時23分35秒
後藤一喜<mailto:hana@apo.ne.jp> http://www.apo.ne.jp/goto/
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13日の田中義三さんの裁判に行って来ました。
宇崎さんをはじめ、通訳の女性2人は優秀で人格的にも柔軟で素晴らしい方々です。で、味方側弁護士は、スケベっぽい口ヒゲなどをはやして、それなりに乗ってやっているようでした。何といっても、目立つのは通訳陣の充実です。

児玉義雄さんと通訳を引き受けているSさん↑
敵側はインチキ占い師みたいなジイさん弁護士(児玉さんを訴えている両替屋か何かの弁護士だそうで、タイの法律では、占い師ジイさんも検察側に座ります)と、マンガに出てくるようなティピカルな悪役の検事の2人です。
児玉さんの御子息が午前中に、児玉さんの友人で、カンボジアの歌手の女性が午後に証言しましたが、こちとら、言葉はわからないし、通訳も傍聴人席に聞かせるためではないので、よく聞こえないし、気を抜くと口をポカンと開けて、馬鹿ヅラをさらす事になりそうで、それでは政治的にマズイと思い、能力に劣る者が出来る事はこれだと、ずっと検事にメンタン切ったり、廊下ですれ違い様、極秘裏におならをひりかけたりしていました。
ジイさん弁護士は、いちおう何か言っておかなきゃマズイかなという感じで、見当違いの訊問をチョロッとするだけですが、悪役検事は訊問を通訳している途中なのに、追っかけで何か言ったり、証言の前に「どうだ、こうだろ」みたいな事を言っているような雰囲気で、勝手に向こうを向いてしまいます。エラク態度が悪い。お前、墨田区役所か北朝鮮じゃねぇのかと言ってやりたくなりました。これが検事↑本邦初公開
それでも、午前中は児玉さんのご子息が証言する日本語をタイ語に通訳するという事で、いつもの通訳の女性ですから良かったのです。
しかし、午後になって児玉さんの愛人の証言はカンボジア語で行われたため、カンボジア語とタイ語の通訳の貧相なハゲ親父が登場します。これが貧相な男でしたが、通訳もヒドイ。
児玉さんのご子息は、タイ語が出来るのですが、それで揚げ足をとられて、児玉お父さんがタイ語がわかるのを誤魔化していると勘ぐられたくないために、わざわざ通訳をつけました。ですから、児玉さん(子)はカンボジア語とタイ語が両方わかって聞いているわけです。その彼が、はじまったばかりの時から「間違っている」と焦れ出しました。
前に行って、間違いを指摘しようとする彼を、「わからない事になっているんだから、出て行ってはダメだよ」と止めましたが、いたたまれなくなったか、彼は外に出てしまいます。
敵のペースは変わらないのですが、こちら側は午前と午後では大分調子が違います。でも、悪役検事も、人を見下した態度だけは悪いものの、肝心の訊問のツボが押さえられていない感じです(本当のところはわかりませんが)。
良かったなと思ったのは、裁判官が最後に証言の内容を読んで聞かせ、それでいいかとやるのですが、その時に検事は、どこに行ったか、席を外していて、裁判官が呼んでも現れず、読み上げの途中までいなかった事です。裁判官は「あいつめ・・・」という顔をしていました。
カンボジア語の通訳は、タイに住んでいるカンボジア人というだけの親父で、通訳の能力はなく、「人助けだから通訳料はいらない」などと言っておきながら、交通費を何倍か水増しして請求したり、お寺に喜捨するからねと遠回しに金を請求する詐欺っぽい親父だという事を後で知りました。
現地の人々をハンドリングして裁判を組み立てて行くのは、非常に大変な事で、仕事だったら出来ないとつくずく感じました。
行きの飛行機の中で田中さんに手紙を書けと言われまして、これには困りました。共通の話題があるわけでもないし、赤軍派には否定的な事しか言えません。獄中で脚に鎖を巻かれている人に、酷な事も言いたくないし、あんまりどうでもいいのも何だし・・・
難しかったです。
要するに、検事を睨んで、ヘをコイて来ただけのような気がするのはどうしてでしょうか?
後藤
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