田中義三氏の無罪判決について


 本日6月23日、タイのチョンプリ地方裁判所は、「パタヤ偽ドル事件」で起訴されていた田中義三氏に対して、全面的な無罪を宣告した。

 3年3か月ににわたり偽ドル使用の汚名を着せられて苦闘してきた田中義三氏、および共犯者とされてきた児玉氏に、われわれ支援者は心か.らの「おめでとう」を言いたい。


 同事件は、アメリカ財務省シークレット・サービス捜査官による完全なでっちあげである。タイとカンボジアの主権を踏みにじって、事実を曲げ、証拠をねつ造.して行われた不当な行為は、断固として弾劾されるべきだ。


 タイの警察・検簸当局は、アメリカの圧力で児玉氏・田中氏らを1996年起訴したが、1998年以降の弁護側反証の段階になってからは、投げやりな訴訟活動に終始した。

 チョンブリ地裁の裁判官は、公平・公正な訴訟指揮を行って、今回の無罪判決に到達した。タイで1997年に公布された民主的新憲法の精神が生かされた判決だったと言える。


 われわれ支援者は、日本のマスメディアに対し、3年前の児玉・田中両氏を偽ドル犯人視した報道を訂正し、なぜ今回無罪判決になったのかを正しく報道してほしいと考える。


 不当にも、判決直前再審請求却下の連絡を受けた児玉章吾氏、および田中氏の今後に、まだ多くの困難な事態が予想されるが、われわれは、彼らへの支援を続けていく決意である、

                  1999年6月23目

           児玉章吾・田中義三支援者一同