jail_letter01.htlmバンコク獄中の児玉章吾氏から

チョンブリの獄中の田中義三氏への手紙(1月5日受け取り)




 田中弟へ

  お手紙ありがとうございました。21日に手紙を受け取り嬉しく拝見しました。何よりも弟の元気なことを知り安心しました。能見君とうわさしていた矢先に手紙を受け取り共々大変な喜びようでした。こちらも何の変哲もない生活ですが、最近少し変化がありました。その一つは我々のビルディングの看守とその看守を補佐するタイ人相手にひと暴れやりました。看守がうやむやにしようとしたので能見君も納得がいかないと言い看守長迄話しを持っていき、二人でとことん談判したのです。それで最後に奴らが始末書を取られ次回問題をおこした場合はとばすから一応今回はこれですませてくれということで許してやりました。正義は必ず勝つとここでも証明されました。
 ここのビルには外国人が200人以上いて黒人がほとんどです。彼らは大使館もなくとてもとても弱い立場にあります。
皆、口々によくやった、さすが日本人は強いと言っていました。常日頃はおとなしくしていますが権力による弾圧が生じると闘争心がおきて絶対に引きませんサムライの心がそうさせるのでしょうね。それから今は平安無事に暮らしてます。こんな時いつも想うのは田中弟がいたらどんなに楽しいことだろうと痛感します。それから先日渡辺氏が面会にこさせてくれて谷口氏が日本で訴えをおこすので弁護士代理人の書類にサインをくれといってきましたのでサインしました。そのとき田中児玉を支援する会の会合が東京でありテレビ局もくるそうです。面会の時能見君も一緒に行って渡辺さんと話をしました。彼も事件の内容を書いて出すように言われてました。田中弟が言うとおりに言ってました。話は変わりますが田中弟の裁判のことですがどういうふうに進行していますかとても気になっています。私の弁護士はどういうふうにいっているのでしょうか。裁判がいつあるのか次面会はいつ来てくれるのか聞いてください。お願いします。

カンボジア人、ベトナム人、タイ人の人たちにもとても元気にやっていると伝えてください。アリ君にもよろしく伝えてください。
みなさんも元気で送日されるように祈っています。
手紙を読んで能見君も言っていましたが田中弟のことがとても気に入ってるみたいで今後カンボジアを中心として一緒に事業のみちを進もうと固く誓っています。それから長男は日本に帰りました。面会に来て弟のチェーンは何とかならないかと心配していましたが私もこの中なのでどうすることも出来ないでくやしくてしかたありません。外にいるなら何とかでもしてあげれるのにとおもっています。
それと能見君がしつこくわたしに言うのですが弟のことをこちらに移送してもらうことが出来るはずだと言い張るのです。タイは金だけの国だから、と。プーケットからも2人程7500バーツ払ってここに移送してきてる人もいるそうです。私はよくわかりませんが彼は二年もこちらにいていろいろなことをよく知っています。だから私もそれが出来るならまた一緒に生活できるのでいいなとおもっています。一度看守に相談してみてください。また一緒に生活できることを強く希望します。河井のことですがかわいそうな人間だとおもっています。そういう人は一生あのままで人生を終わるのでしょうね。私たち兄弟は人間の道をまっすぐ歩いていきましょう。
まだまだいろいろ書きたいこと沢山ありますが今日はこのへんでペンを置きます。また次回いいこと沢山書けるように願っています。
本当にお手紙ありがとう!!

  田中弟へ               児玉兄より

                    

    児玉さんのサインと検印↑