誤りだらけの讀賣の記事 1
京都から帰ってきた。
ひどいもんやで、この記事は。
ほめるところは、写真と、記事自体の大きさである。が、新聞というのは「記事」が売り物なのだろう?
それはお粗末きわまる。この記事では、田中被告が逮捕された理由を、「タイ警察が指名手配して、カンボジア警察が逮捕した」などと書かれているが、ウソである。

田中被告は、アメリカssによって身柄を拘束されたのである。2月16日づけの逮捕状はアメリカがタイ・パタヤ警察にださせたものや。だいたい、タイに行ったこともない田中が、なんでタイ警察に「国際指名手配」されなあかんねん。この事実を、かくして報道する、ちゅうのはいったいどういうことなんや。さらに、「カンボジア国境で偽パスポートを」ちうのもおかしい。あれは、北の大使館が出しているもので偽造、ではないのだ。
このようなことはとっくにアキラカになっとる事実関係である。逮捕の「要件」からしてハズしている、ということは問題外のウソ記事だ、といわざるをえない。

「公安情報」として伝聞の形で掲載されている『よど号グループ』内部の活動方針の対立など」というのも、わしはしらん。北朝鮮にもいってきたし、タイで何度も田中被告におうたけど、そういう話ではないな。まあ、公安情報、のもとになった公安警察というのは、うちの組員のウサギに噛みつかれる程度のやつらの聞きかじり情報なのでこの程度のものだが、それを記事として書く「解説」は新聞の責任や。まして、「仲間と対立、単独で行動」てな見出しがついたら、みなこれを本気にするやろ。『よど号グループ』からは、タイにおける裁判費用も負担しとるし、あれは今でも「仲間」やで。田中の身をあんじる歌までつくっとった。
識者の談話、ちゅうのもむちゃくちゃやな。「コリアレポート編集長」の辺真一というのが「よど号や偽ドル事件など北朝鮮に関する闇の話」は「田中被告がこれまでも沈黙を貫いた」とかいうとるけど、あほかいな。「闇のぶぶん」なるもんがもし、「タイニセドル事件」を言うのならこのホームページだけでも田中は自分の言い分をはっきり書いてるやんけ。
つまりこの新聞記者、滝北岳いう記者は、「田中被告は『無罪』かもしれないが『無実』ではないという、あの高世仁と同じ立場なのだろう。こいつは指紋のプリント実験にもきとったやつちゃうんか。ハイジャックの犯人=悪いヤツ、だから、「偽ドル事件で無罪になっても、わるいやつだから無実ではない」という「信念」があって、ニセドル事件というのは何であるのか、という観点が全く抜けているおそるべき記事だと言わざるを得ない。
これについては、高世同様、対策を考える。
