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『鉄(KUROGANE)』極道・高山登久太郎の軌跡
好評増刷へ
滋賀県警に感謝する
快調にベストセラー作家街道を走る宮崎学である。
というのは冗談である。わしは、んなもんにならんでよろしい。
戦う文豪とよんでほしい。あはは。
が、 『鉄(KUROGANE)』極道・高山登久太郎の軌跡は売れておるようだ。だいたいいまどき、ああいう硬派の本は初版が3000部ぐらいだけれども、「鉄KUROGANE」は初版で16000部刷りよって、もうまた再版がかかる勢いやというておる。諸君の熱い支持のおかげである、と感謝しておく。
それとこの本が生まれたのは、なんといっても滋賀県警のおかげであるので、滋賀県警にも感謝する。そういえば3月下旬には例の滋賀ゲンロン妨害事件の裁判で、あちら側から、わしらの集会にケチつけてくれた警察官と、その相棒でホテルに天下りしたんを証人によんだから。これについてはおって「読者サービス実地見学」として発表する。
←上の親分の言葉の意味のよくわからない人はclick!
『突破者』中国語翻訳権をやった
「ゆたむにーやんばるくいな」 です、というメールがきて、中国語の翻訳は挫折した、というとるな。まあ、よろし。人生挫折もあってええがな。英語のときもそうやったが、あら、やはり相当な語学力が必要で、ちょと語学できる、ぐらいでは歯が立たないらしい。中国語はこれで3人挫折しておるから、きにせんでよろしい。ほかのやつでメールきたんは、スペインの喜多君ぐらいやったかな。アラビア語はメールもけえへんから討ち死にしたとみなそう。ビンラディンはついにわしの名著を読むことはないようだ。また、希望者がいたら受け付ける。
ニューヨークのたけちよがレポートめいたもんをよせとるんで紹介しとけや。
番外編は予定してなかったのですが、こんなギャラリーを見てしまうと、書きたく なってしまいました。私の長かったNY生活もあとわずかの日々ですが、過去を懐かし
む間もなくいろいろ事務や引っ越し作業で忙しい日々を送っています。 これまではOB怪の部屋に投稿していましたが、こちらに直接メール致しました。
よければまた掲載お願いできますでしょうか? たけちよ
←cぃck!たけちよレポート番外編へ
たけちよの写真はおもろかったし。たけちよはニューヨークから帰ってくるんやったな。いずれ「この国の捨て方」「この国の拾い方」のテーマにするからしっかり帰国後、もうけるように。あはは。そういえば、マレーシアにだした与謝2号はそのまま、感心に「この国の捨て方」を実践したか蒸発してしまったようだが、そのレポートも掲載しておくように。
そういえば、「どうしたらこの国が捨てられるんですか?どこへ行けばいいのでしょうか・」と素朴なメールがきたなあ。いったい「この国を捨てる」というても、ただやみくもに海外に行けばなんとかなる、というような甘いもんやないのは当然のこっちゃ。まかりまちがうと海外でも日本同様、刑務所がまってたりするから、その意味では与謝2号の取材も参考になるやろ。
←click! yosa2号刑務所レポートへ
参考になるといえば、田舎でタクシーの運転手やってたんが中国に行って地元の著名人になってモテておるそうだ。一方で蛇頭が年間1万人以上の中国人をを「日本人化」してる反面、こういうわけのわからん人物が中国へいっとるのはおもろいやんけ。なに、その昔「支那にや4億の民が待つ」とかいうてわが国の食い詰め浪人が大挙していったんやから、歴史の流れから見たら目くじらたてるようなもんちゃうお互い様、というところだろうし、また有象無象が交流してこそ文化交流やがな。あはは。どうせ国を捨てるなら個性的にやれや。うまいこといったら「逆蛇頭」とかもありうるかもしれん。あはは。
←奇人林克之氏のhp
さて、その中国の蛇頭と密入国やけど、ちょうどええわい。アサヒ芸能に書いておいたんも参考にすることだ。
2002年2月吉日
宮崎 学
蛇頭による密入国は1万人以上やで
気がついたら、隣近所はみな中国人になってるかもな(^^;)
アサヒ芸能2/21日号より
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今週のテーマ
中国で10大蛇頭のリーダーら逮捕 中国福建省の警察当局は2月2日までに、60人以上の密航に関与したとして蛇頭の関係者9 人を逮捕。日本国内では昨年、横浜の本牧埠頭、和歌山県有田市の箕島漁港などで密航の
受け入れ側となった日本人ヤクザも相次いで逮捕。
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昨年から「蛇頭」メンバーの逮捕が国内外で連発している。2月2日にも中国福建省の警察 当局が、60人以上の密航者を日本に送り込もうとした蛇頭関係者9人を逮捕したようであ
る。その中には、中国で10大蛇頭と呼ばれている組織のリーダーも含まれているという。
この一連の事件を考えるには、蛇頭を含めた中国アウトローの現状をまずは知る必要がある。
中国は現在、改革開放路線を歩んでいるが、実質的には「黒社会主義」とも呼ばれている 。これは地下組織が関与する社会主義の意で、アウトロー、中国共産党幹部、軍隊、警察
が一体となって利権を独占する社会のことを指す。
例えば99年に返還になったマカオ。こ このカジノ利権を表向き握っているのはスタンリー・フォーという男だが、・彼の背景には
中国共産党幹部が控えているというのがもっ ばらの噂だ。また、マカオのカラオケ店というのは売春クラブもやっている場合が多いの だが、それらの経営者の多くも共産党員である。
オレが以前訪れた店の支配人も党幹部秘書まで務めた人間で「だからうちは安心して遊んでいい」 と、堂々と言っていた。まさにこれが黒社会主義の構造なのだ。
そこで、今回の逮捕劇の 見方だが、現地のアウトローの親分節によれば、逮捕された連中が党、軍、警察に金を払 うのを渋ったのが原因らしい。要は、規定の分肪前を納めなかったから、ヤキを入れられ
たというヤツや。
ただ、新聞報道にあるような大物ではない。逮捕者は中国10大蛇頭のー つの:というのもウソ。
そもそも蛇頭とは、密航、密輸など物流関連の裏ビジネスを営むアウトローの総称で、中 国のアウトローの中でも末端も末端。いわば、チンピラの集団で、確固たる組織があるわ
けではない。記事は明らかに取材不足である。もっと勉強せよ。
ちなみに蛇頭は、福建省 と上海の2大勢力に大別できる。福建省から日本への密入国ルートは3本あったが、現在は 2本が閉鎖されているという。9・11テロの報復戦争以降、中国はじめ周辺地域に向けられる
テロリストの移動監視が厳しくなったためである。かろうじて生きているのは東シ ナ海ー沖縄ラインだが、今回、逮捕されたのもこのルートを使う予定だった連中だろう。
密入国がしにくくなっているうえに、蛇頭のメンバーも逮捕されれば、密入国者が減ると 日本の当局では思っているようだが、これは大きな誤解である。
1つの蛇頭がツブれたと しても、そこにできた空きを狙って10個の新たなグループが生まれるのが中国。むしろ、 状況は悪くなる可能性のほう
あれば、海に捨てられてもやむをえな い、というものだ。
そもそも中国人は、日本に無事者けるかどうかは運次第と考えてい る。運がよければ日本に入れて大金持ちになれるが、成功の裏には死というリスクも背中合わせになっている。そこまでの覚悟で彼らはやって来ているのだ。問題は250万円とい
う大金と危険を天秤にかけても 国する価値が日本にあるのかどうかだが、彼らの計算では十分成り立つらしい。
俺の知り 合いの密入国者を例にあげれば、彼は2時間睡眠で働きまくっている。水や電気もできる だけ使わないようにし、部屋も仲間10人で四畳半のアパート暮らし。食事は勤務先で残っ
たものを食うから、生活費は月に5万円程度で済む。収入は仮に時給800円とすればー日20 時間労働で、週にー日休んでも2年あれば1000万円は稼げる。日本に来るための借金と利
子を払っても、最低でも500万円は国に持って帰れるという寸法であり、これだけあれば 中国では豪邸が建つ金額だ。 サクセスストーリーとして福建の片田舎あたりでは
語られているのだろう。
中国は改革開放路線のおかげで今のところ景気はいいが、これが 何かの拍子で失速すれば、おびただしい数の経済難民が日本に流入してくる。それこそ、
蛇頭暗躍の契機である。偽装結婚、労働ビザ、就学ビザのでっち上げもあるだろう。どん な防御システムを作っても止められはしまい。
今回逮捕された蛇頭のリーダーは昨年-年 間に396人を入国させたという。中国国内の蛇頭組織の数を考えれば、日本への密入国者
の総数は年間で万単位になるのは間違いない。
気が付いたら隣近所は皆中国人という日が 来るのも、そう遠い話ではないかもしれない。例えば内モンゴル。形式的には自治区だが
、実際に支配しているのは人口の80%を占める漢民族だ。彼らは圧倒的な数の多さで圧倒 してしまうのである。
もっと言えば東南アジアは実際には、ほとんど中国系が支配してい る。マレーシア、インドネシア、すべてそうだ。米中国交回復の際、かつての中国国務院
総理・周恩来が当時のキッシンジャー米国務長官に「アジアは中国のものですよ」と語っ たことがあるが、多くの中国人がそう思っているだろう。
中国人は昔から華僑として世界 中に散らばってきた。それは生きるために必要な当然の行動だった。だからこそ彼らは、日本人のように国境や国家というものが明確に存在するとは思っていない。密入国も平気
でやってしまうのもそのためである。しかし、よく考えればすでに産業の世界では、日本 に入ってくる工業製品の多くは中国製だ。今度は人が入ってくる。それだけのこととも言
える。
経済がこれだけグローバル化している時代に、国境だ、不法入国だと目くじらを立 てていること自体が時代遅れなのかもしれない。密入国だ何だと騒いでるヒマがあったら
、周りがしたたかな中国人だらけになったとき、自分は何ができるのか。 今からでも遅くはない。じっくり考えておくことが、よっぽど必要である。
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