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居直って迎えよ歳の瀬と新年 昨日は、コマンダンテ・戸田の本が売れるはずがない、というしょもない話でおわったんやな。昨日あたりから本屋に並ぶというておったが、わしは見なかった。誰かみたやつがおったら感想をよこしなさい。 フトコロの凍傷にかかった末婆が無謀にも賭けをいどんできよった。「半年で在庫1000冊残ったら、私の負け、でなんでもおごります」というておる。感想文を書いてきたひとはわしといっしょに末婆におごらせる。しやなあ、東京やったら、野田岩のうなぎか、みの家のサクラ鍋あたり、でどや。あら貧乏やしのう。末婆ごときは100人でも束になっていつでもかかってきなさい。あはは。 もうちょっと、まともなもんもこのクリスマス前にでる。 去年か、おととしか、ボヤンの本の出版記念パーティやったとき、歌ってくれた内モンゴル人の歌手のうよんたなさん、ちゅう女性を覚えているやつもおるやろ。ものすごいよおとおる声で発声練習してるところにわし、はいってびっくり仰天してしもたんをおぼえとる。坂本龍一の作曲したTBS「ニュース23」のテーマを歌ってるひとやそや。 で、あのボヤンの出版記念パーティがきっかけで二人が知り合って、ボヤンが詩を書いてそれにうよんたなさんが曲にしたうたがある。「ほれーれ」ちう曲で、それがcdになった。ラブソングらしいが、わしは一言もわからない。
2001年12月23日発売 「天の壁」 ALCM2003 2700円 わしは音楽がわかるニンゲンではないが、空をどこまでも飛んでいくような声はボヤンの詩の言葉に似ておるな、とおもった。まあ、この文をよんでいるなかでわしより音楽のわからんやつは10人以下やろから、それ以外の人、特にボヤンファンドに協力してくれた人はぜひ聴いてほしい。この女性はスゴイ歌手ちゃうんかいな。ボヤンといい、うよんたなさんといいモンゴル人は奥が深いな。ボヤンなんか深すぎて、ハタ迷惑なぐらいやと檸檬屋の親爺がぼやいておったで。あはは。
ん?訴訟沙汰で追い出されてつぶれそうだった檸檬屋の存続が決まった? これからちゃんと家賃を払う、という条件で?そらめでたい。これは暗い話が多かった今年、まあ電脳キツネ目組としてはまことに喜ばしいはなしや。組員はちゃんとゼニ払うように。タダ酒のんでるのをみたら組員は即座につまみだせ。ん?組員やったら?資格剥奪やがな、そら。
いろいろメールももらってるけど、なんせ借り物のパソコンでようなれんからメールをだすのがしんどいぐらいなんで、いちいち返事しない。それになんや、こないだやっと治った風邪がぶりかえす気配がするよってまたな。 関西では「アホは風邪ひかん」ちゅうんやから、わしなんかおおいに危ないのである。 (つづく)
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(アサヒ芸能 12月13日号 キツネ目事件調書より )
総務省が11月30日に発表した「労働力調査」によれば、10月の完全失業率が5・4%に達したそうだ。前月に比べて0・1ポイントの上昇で、これはー953年の調査開始以来、最悪の数字である。 これ自体が相当にヤバいことなのだが、実際の失業率はもっと悪いと俺は見ている。求職活動をしてもどうせ職は見つからないだろうとあきらめている人が、失業者が相当数いると推測されるからだ。事実、今年2月に発表された総務省の調査でも完全失業者は318万人に対し、潜在的失業者が420万人いたという。だとすれば、失業率はすでに10%を超えているのは間違いないわけで、これが実情やろう。
この理由として、米国同時多発テロや狂年病の影響が本格化したため・・と政府は弁解しているが、それはごく一部にすぎない。本質的な問題は経済バランスが完全に破綻していることだ。現在、政府は経済の建て直しのために必死で不良債権を処理しようとしているが、不良債権を処理すればするほど、結果 として今以上にバタバタと企業が倒産し、失業率が高まる。まさに負のドミノ倒し攻撃や。 小泉もこれに対し手をこまねいていたわけではないが、緒論からいえば、何の効果 も出ていない。例えば、労働法を改正し、雇用の流動化をしやすいようにした。しかし、これもひどい話で、雇用を流動化するというのは、他方で首を切りやすくするということでもあるわけで、何を考えとるんかと言いたくなる。
また、失業者を教育してスキルアップさせようというのも考えた。厚生労働省が指定した専門学校の講座を受講すると、最大で30万円、80%まで受講料を国が面 倒見ましょう、というやつだ。ただ、どんな教育や訓練をすれば就職に役立つかの分析がまるでないうえに、期間は3ヵ月から一週間とごく短期。修了テストもないと、非常にいいかげんなものなのだ。中には、授業そのものが成り立っていない講座も数多くあるというから、何ともお粗末な話やな。 そもそも今回の不況で最もあおりを食っているのは建設業者などだ。連中に再就職のためITの勉強をさせるつもりなんだろうが、リストラされた建設業者の8割は同じ業界に戻っているのが俺の知る範囲の現状や。しかも、給料はかつての50%までダウンしているにもかかわらず。実際、彼らはITの勉強も受けたのだが、よくも悪くも向き不向きがあるっちゅうことやな。 まあ、経済システムの歯車がかみ合っていない現状では、どんな手を打っても失業率の上昇を食い止めるのは不可能だ。かねてから破綻が噂されている大手都銀や生保が破綻することになれば、大手流通 や中堅ゼネコンなど、ここまで何とか持ちこたえてきた企業も息の根が止まるのは確実。まさに国中いたるところに地雷が埋まっていて、どこで爆発するかわからんのが、今の日本の姿なのだ。 政府もそのあたりは自覚しているようで「3年から5年は痛みが続く」と言っている。ただ、仮にこの予測が当たって5年後にバラ色の未来がやって来るとしても、問題は失業した人間がそれまでどうやって食いつなぐのかっちゅうことだ。大手術をすれば日本経済全体はよくなるかもしれないが、その中で失業して自殺する人が出るのはしかたないと言えるのか。つまり、国とわれわれは、問題意識の次元がまったく違うのだ。 確かにこれまでの日本は雇用は比較的安定していた一方で、働きと収入が比例しない面 があった。これを壌して完全な実績主義社会に変えるならそれはそれでいい。その結果 として失業が出たとしてもしかたないとは俺も思う。 間題はその壊し方にある、俺はかつて解体業者だった。例えば木造住宅を壊すときは屋根から壌して、壁、柱という順番で進む。こうすれば早いうえに安全だし、捨てるものも最低限で済む。屋根瓦は洗えぱそのまま使えるし、柱はカンナをかければ再利用できる。リサイクル的発想や。 これに対し、今、小泉がやろうとしているのはアメリカに壊せと言われたから力抜で壊しているだけ。これでは従来の経済システムが持っていたいい部分さえ破壊されるし、けガ人、つまりは路頭に迷う人や自殺者が出る可能性が高い。最悪の壊し方なのだ。はっき言って小泉に頼っていても、日本は永遠に沈み続けるだけである。 では、どうするか。答えは簡単国民が、国や企業に頼らなくても生きていける、と開き直ってしまえぱいいのだ。俺はこれまで定期的な給料というものをー度ももらったことがないが、何とか生きてこれた。就職しなくても仕事はできるし、飯は食えるのだ。 ところが多くの人間は、定期収入がなくなることを極度に恐れている。賃金の奴隷に成り下がっているのだ。しかも、会社の言いなりで言われた仕事しか経験ないから、外で使える能力もない。だからリストラされる、という悪循環にはまってしまテのだ。 まあ、俺に言わせれば、失業率の増加は重要だが、個人にとっての失業は気の持ちようで何とでもなる。失業したら住宅ローンが払えなくなるから家を取り上げられる::という意見もあるだろうが、それのどこがマズイのか。この時代、持ち家にこだわること自体がナンセンスである。払えん、自己破産や!とサジを投げてしまえ。借金がナンポのものか。 俺自身、あの悪名高きNの商工ローンを踏み倒したことがある。例の「内臓売って払え!」の脅し電話も来たが「払えんもんは払えん!」と一喝してやったらそれきりや。今の日本に命まで取る借金取りはないで。見栄を捨てることや。失業したらしたで潔く失敗を認めて、次に備えるほうがよっぼど建設的やるが。仮に家を失ったとしても、ここでいったん清算してまた買えばいい。万が一それがかなわなかったとしても、持ち家やローンに縛られない人生の楽しさが得られることを俺が保証しよう。ビクビクしながら国や会社にしがみついて何になるか。 しょせん、世の中なんてものは、開き直った者勝ちなのである。
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