たけちよのニューヨーク報告はよませたな

わし組員がおったん、忘れておった、すまん(^^;)


常軌逸老の《米国に対する同時多発テロのニュースを聞いて》


 

宮崎学である。

 たけちよわすれとった。なんとわが電脳キツネ目組にもニューヨーク在住の組員がおったやんけ。国会前デモに駆けつけてくれた立派な組員である。しかしよかった、伝言版みたら無事らしいな。生きとってよかったのう。おまえがいかれたらわしも「他人のケンカはおもろい」なんちゅうことはいえんようになるとこやった。わびをかねて傑作レポートを再録しとくように。

たけちよ@NYです。現場からナマメールします。

 時刻は御存知のように現地時間11日朝八時五〇分、一発目の自爆ハイジャック機がWTCの80階あたりに突っ込み、その8分後に二機目が突っ込みました。その模様はすでにみなさんの方が何度もTVで観たと思います。私の家は実は現場から急ぎ足で20分、まあ普通に歩いて30分のところにあります。その時刻は仕事に出かけてまして、ぜんぜんそんな事知りませんでした。そんで客と車で北に向い、徐々に南に降りてくる予定だったのですが、北でそれを聞き、こら南はアカンと、別の理由で郊外に出たんですが、これが徒になりました。マンハッタンは南北23キロ、東西3キロの細長い島なんですが、でるのは良くても、入るルートがまったく閉鎖されてしまいました。戒厳令だそうです。

 ラジオからは「落ち着け、家にいろ」の呼び掛けが・・。

 総裁メッセージでもありましたが、「これはパールハーバーだ!」というてるアホアナもおりました。  郊外にはショッピングに出かけたのですが、そこはマンハッタンから車で1時間半のまあ軽井沢みたいな場所なんですが、お昼ごろついたらなんか閑散としてます。お店はほとんど閉店したようです。日本人観光客もいっぱいおりましたが、マンハッタンへは入れないので、ほとんどがこの近郊のホテルに泊まることを余儀なくされたそうです。

 私らはそんなんできるかい! とマンハッタンにとって返したのですが、とにかくマンハッタンへは入れない。それでその北のブロンクス区から迂回してクイーンズ区に入り、ようやく一本だけ動いていた地下鉄(本日は臨時無料)に乗り、無事マンハッタンに入り、バスを乗り継ぎ(これも無料)無事、客は生還。  そっから私の自宅への生還プロジェクトが始まりました。普通ならば30分のところが別の地下鉄が一本動いてたので、それに乗りましたが、途中までしか動かず。そっから徒歩なんですが、道路は閉鎖。向こうに見えるWTCからはいまだに大量の煙が!もう十時間はたってました。免許書みせて、「俺はこの先に住んでるんや」言うても、ポリ公は「今夜はどっかに泊まれ。ここから先は行けない。お前、今朝なにがあったか知ってんだろ?!」と追い返されましたが、なんとか迂回し、無事帰宅。

 途中に中華街があるのですが、なんとあいてる店がいくつかあって、時間稼ぎも意味もあって夜食を取ろうとしたら、中は中国人で盛況でしたわ。ぜんぜん他人モード。まあ、私もですが・・。

 そんであとすうブロックで我が家というところでまたもやポリ公!  それを再び迂回でやりすごし、なんとか帰宅しましたが、留守電に「大丈夫かあ!?」やメールが入ってました。それらにとりあえずの「無事やメール」を送り、今、ゆっくりとTVで様子を観てますが・・。  もう夜11時ですが、まだマンハッタンには入れません。地下鉄もダウンタウンは運行してない。俺、明日朝、また仕事なんですが・・。

 ここ数年のNYはすこぶる安全になったのですが、これは計算にいれてなかったわ・・。

 そういう国の実質的首都に住む「リスク」を久方ぶりに実感しました。もっともそれでどないするっていう訳でもないですけどね。なんせ人は寿命で死ぬんやし。今回の事件で私が死んだとしたら、それが私の寿命やったというこってすわね。  まだ、死ぬなということでしょう。  以上、私事も含めてNYからの報告でした。

 なかなかの能力を発揮してしっかり生きとるところがさらによい。生死の覚悟のほどもでけとるやんけ。

 こないだおつかい係りが「しょもないアホばかりおるよって、伝言板つぶしましょか?」というてきたけどそのアホが後になったらおもろいんや、ゆうて続けておいて早速役にたった。ゾロメのほうも猫目のお嬢が活躍しとるし、どや、わかったやろ、どんなにアホが来ても、我慢して掲示板あけとく意味が。あはは。これが神戸震災の山口組同様、組のええとこやんけ。

 ええとこついでに、洞察力のある組員からも感想がきとるよってのせとく。

 「おれの拳銃は早い」みたいなことを喜んで威張りそうなブッシュは下手するとアメリカだけやのうて地球の厄災になりかねん。金持ちにであることにうたがいをもたん2代目は、金持ちを目指した先代よりかえって始末にわるいんや。つぶすんだけうまいけどな。わしも2代目やし、間違いない(^o^)。

 ブッシュの自信のなさそな顔よくみてごらん。コワイで。パウエルとか副大統領のほうが安心して敵対できる。きのうゆうた「バランス」がわかっとる。 

ま、わからんかったら、この常軌氏の文、ちゃんとわかるまで読み。


 

《米国に対する同時多発テロのニュースを聞いて》

  2001.9.12 常軌 逸郎 

   恐ろしいことが起きました。

たくさんの死者がでました。テロの犠牲になった多数の人 たちと同時に、テロを仕掛けて、自らの生命を犠牲にした人たちに対しても、痛ましい思 いを禁じることができません。  

 これは、一部の狂信的テロリスト、国際報道や日本のマスコミのいう「イスラム原理主義 者」の、狂った反抗ではありません。そんな連中に是だけの計画的な行動派はできません。

 これは理性的な計画のもとに仕掛けられた、戦争です。

この戦争の片方は、米国とイスラエ ルですが、敵方はだれでしょうか。アメリカ人や多くの日本人は、「イスラム原理主義者」 と考えるでしょうが、そんな単純なものではありません。

 今度の事件ついて、確認された事実は、米国で4機の旅客機がハイジャックされ、2機が ニューヨークの貿易センタービルに突っ込み、ビルの南北2棟が崩壊、1機は、ワシントン の国防省ビルへ自爆攻撃をかけ、もう1機はペンシルバニアへ墜落したとのことです。

 確認された情報の殆が、流語飛語のたぐいですが、ホワイトハウスに向かっていたハイジ ャック機が、緊急発進した米戦闘機に撃墜されたとか、さらにシカゴなどでも、攻撃しよう としたハイジャック機が撃墜されたとかいわれました。ただペンシルバニアで墜落した1機 は、攻撃前に撃墜されたのでしょう。

 確認された情報だけでも、これだけの戦争を、米国に対して仕掛けることのできるのは、 オサマ・ビン・ラディン氏のほかには、いないのではないかと考えます。そしてテロ攻撃を 実行したのは、アラブ世界全体から、同氏の呼びかけに応じて「聖戦」に参加し、一身を犠 牲にした戦士たちでしょう。

 オサマ・ビン・ラディン氏が身を隠しているアフガニスタンで、マ スード氏が暗殺されたという報道が流れていたのが気にかかります。

もともとタリバーンは米国のCIAが育てた組織であり、中にはCIAのエージェントが相当数いる はずです。

 CIAは組織を挙げて、オサマ氏の指導部を壊滅させようとしていますから、マスード 氏はこの戦いに巻き込まれた可能性もあります。これからアフガニスタンと、オサマ氏の身に 何が起こるか、注視を要します。

 米国の情報機関は、事前にある程度、攻撃を察知していた模様です。ブッシュ大統領がワシン トンにいなかったのもそのためだったかもしれません。

ハイジャックされた一気が、攻撃に向か う前に撃墜されたとすれば、この種のテロ攻撃に対する、米国の対応能力、つまり戦闘能力はさすがです。

 そしてまた、その米国と戦って、大きな戦果をあげた戦士たちもあっぱれといわなけ ればなりません。

テロ攻撃は確かに「卑劣な手段」ですが圧倒的な戦力の差のある的と戦うには 重要な手段のひとつです。

米国は必ず報復するでしょう。アフガニスタンに全面攻撃をかけたり、オサマ氏を殺したり、 その司令部を壊滅しようとしたりするかもしれません。

 それができたとしても、報復は報復を呼 び、オサマ氏には、必ず後継者が出ます。反米的なアラブの国は、イラクとリビアとイェーメン、 それにスーダンくらいしかありませんが、他の、米国に近い国でも一般のアラブ人の間には、米 国に対する憎悪が、積もり積もっています。

アラブ人だけではありません。世界の60億の人口のうち、多数を占める有色人の中で、世界の情 報を知り世界のあり方、行く末を考えている人たちの、今回の事件に対する率直な反応は、否定 的なものではないでしょう。

「よくやった」という反応が多いかも知れません。

 現代の世界には、 米国一人勝ちの状況によって、傷ついた人が多いからです。

アメリカ人は今回の攻撃を、パールハーバーのなぞらえているようですが、もっと近い例は、ベ トナム戦争の最中の、1968年のテト攻撃です。

テト攻撃の後米国には、兵力を増強して報復するオプションもありました。

 しかし当時の米政府は、賢明にもメンツを捨て、米軍増強も報復もしない との決定をしました。この決定によって、米国は何も損をせず、長期的にベトナム戦争を終わらせることができました。

 今回も同様に賢明な決定ができれば、米国にとっても世界にとってもよいことだと思いますが、 今、ブッシュ政権に、それはできないでしょう。

とすれば、世界はこれから、難しい時代血で血を 洗う戦争の時代を迎えることになります。


 

 

 氏は、「8月15日に、首相は靖国にイケ」、ちゅう意見でサンケイの広告に名前をつらねておった人だ。アラブのちょといけんような国で何年も過ごした人や。プロの分析やし。元出かかってる知性である。わしは多々この人とは意見ちゃうけど、んなことは実はどうでもええねん。問題は神学的立場、でなく現実をどうみるかや。

 

しょもない週刊誌がわしの悪口を書いておる?新潮やろ、誰が、誰に書かせたかもわかってるけど、ちょっとびっくりするでえ、政府筋ゲンエキのあのデブがからんでたとは。わしもオオモノになったもんやがな。あはは。いずれ挨拶するわ。

あ、そやそや、今回のテロ問題を深く洞察したいムキにはこの本をすすめる。立花隆がほめとるからほめたくなかったのだが、まええか。ブッシュらがいかにアホかわかる。

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ポーラ アンダーウッド著

翔永社 2500円+税

 ほなあす、いそがしいよってこんばんはねる。

                                 宮崎 学

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